うつ病が原因で仕事を退職する前に知りたいこと

夫の仕事場に、うつ病が原因で退職しようとしている人がいました。
うつ病の私に寄り添ってくれていた夫は、
彼が退職してしまう前に、他の方法を提案しました。
その時、彼に「ありがとうございます」と言われた情報をまとめてお話します。

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うつ病で退職を考える前に「休職」は考えましたか?

夫の仕事はIT関係で、うつ病になった彼は同じ職場にいるシステムエンジニアでした。

ブラック企業と言われるような残業の多さや、
人間関係でストレス過多になるような職場環境では無かったものの、
彼は自分には難しいと思うような高いスキルを要求される仕事を任されたことが、
うつ病につながってしまった
と考えていました。
仕事仲間の画像

そして、これ以上悪化したくないという思いから、退職を考えたのです。

しかし、私の夫が彼の退職に「ちょっと待った!」を入れました。

彼は「うつ病になった→退職するしかない」としか考えていませんでした。

夫は彼の話を聞き「今難しいと思っている仕事を違う人にお願いし、
違う仕事をやることもできるから大丈夫だ」
と言った上で
「まずはうつ病を治すために休職する方法もある」と、
退職ではなく、休職という選択肢もあることを伝えました。

夫の会社の場合、うつ病の休職期間は、まず3ヶ月で設定し、
症状の改善具合により、半年~1年まで延長することができる
ようになっていました。

彼は、夫からうつ病でも休職できることを聞いたことで、退職の選択肢は保留とし、
まずは休職して、うつ病を治すことに決めたそうです。

休職期間中は傷病手当金をもらうことができる

彼は休職してうつ病治療に専念することに決めたものの、
退職しなければ失業保険は使えないため、休職中に収入がゼロになる心配がでてきました。

夫の会社では「休職期間中は無給」となっていたのです。

そこで、夫が総務に相談したところ、
健康保険の傷病手当金制度を利用すれば、休職中は給料の約6割をもらえるようになる
ということがわかりました。

彼の場合、月給30万円程度だったので、傷病手当金は毎月20万円程度もらえる
ということになります。
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通院している病院の先生に申請書の証明欄に記入をお願いしたり、
会社にも手続きをお願いしたりする必要がありますが、
多少手間があっても、お給料の6割がもらえるならば、
絶対に申請しておくべきだと思います。

夫から傷病手当金制度について聞いた彼は、
20万もあれば安心して治療に専念できると、すぐに申請の準備を始めたそうです。

労災保険から手当がでる場合もある

残業が多くて長時間労働をしていたり、仕事場でいじめられていた、
嫌がらせを受けていた、セクハラやパワハラを受けていたなどの原因で、
うつ病になってしまった場合は、労災保険から手当が出る場合があります。

しかし、証拠があるかどうか、労災保険の条件を満たしているかなど、
認定ポイントをクリアする必要があり、
認定されるまでに何ヶ月もの時間がかかるのが難点です。

条件を満たしているならば、まずは傷病手当金で休職中の生活を安定させながら、
認定されるまで待つ
という方法が、一番良いのではないかと思います。

ちなみに、彼の場合は、任された仕事へのプレッシャーが主な原因だったため、
労災保険には該当しませんでした。
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しかし、うつ病で退職する前に、傷病手当金をもらいながら休職をする
という選択ができたことは本当に良かった
と、夫に感謝していたそうです。

仕事が原因でうつ病になってしまう前に、仕事内容について相談したり、
ストレスとなっている悩みを解消する対策がとれれば良いですが、
なってしまった時は、退職という大きな決断は少し先延ばしにして、
休職+傷病手当金という方法を選んでみてはいかがでしょうか?

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