家族のうつ病どう対応すればいい?克服をサポートする接し方

家族がうつ病になってしまったのに、どう対応すればいいかわからない!
今後、家族とどう接していけばいいか悩んでいる人のために、
うつ病の克服をサポートするための接し方をいくつかお話します。

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妻がうつ病になった時の体験談

うつ病を克服するためには、家族の理解とサポートも重要です。

私の妻はうつ病でしたが、今は自分なりに克服して、
2人の子供を育てながら、たまにパートで働けるほど元気になりました。

今は夫婦の仲も良く、お互いの体調を気遣いながら生活しています。

しかし、妻がうつ病になったばかりの頃は、ひどい状況でした。

自分は仕事が忙しかったことを理由に、家事も育児も妻にまかせっきり、
妻に「話があるんだけど」と言われても、いつも雑な対応をしていました。

そんな日々を過ごしている中、妻はうつ病になりました。
うつ病の画像

うつ病という病気があることは知っていましたが、
まさか家族が、しかも妻がうつ病になるとは夢にも思っていませんでした。

職場でも、うつ病になって辞めた人や、休職中の人がいましたが、
そういう話はうっすらと聞くだけで、ずっとどこか他人事でした。

だから、自分はうつ病という病気があることは知っていても、
どういう病気なのか、中身をまったく知らなかったのです。

そのせいで、最初の頃は妻をかなり追い込んでしまいました。

夫である自分がしっかりサポートしてあげることが大事だったのに、
つい「甘えてる」「弱い」「気の持ちよう」なんて言葉を使ってしまい、
しまいには「子供のためにも早く治せ」と言ってしまったことも・・・。

そんな家族の言動のせいもあり、妻のうつ病は悪くなる一方でした。

しかし、妻に強くお願いされ、一緒に心療内科に行くことになった時、
病院の先生に、うつ病がどんな病気なのか、家族はどう接していけばいいのか、
いろいろ話を聞けたことで、自分の意識をガラリと変えることができました。
診察の画像

それからは病院の先生のアドバイスに従い、接し方にも気を付けながら、
うつ病についての知識もつけていき、改善法も日々探すようになりました。

その結果、時間はかかりましたが、妻はうつ病を克服してくれました。

家族がうつ病になって、克服するまでの道のりを近くで見てきて思うことは、
良くなっていくためには、周りの対応や接し方も大切だということです。

今、家族がうつ病になって、どう接していけばいいか悩んでいる人は、
私が先生から聞いた中で、こうして良かったと思う対応と接し方を紹介しますので、
よければ、参考にしてみてください。

1.できるだけ病院に付き添う

最初におすすめしたいのは、病院への付き添いです。

「一緒に行こうか?」と言ってみるのもいいと思いますし、
「病院に付き添いたいんだけど、いいかな?」と聞いてみるのもいいと思います。

また質問するのではなく、優しく「一緒に行くからね」でもいいと思います。

一緒に病院に行くと、思った以上に得るものがたくさんあります。
病院受付の画像

本人と話しただけではわかりにくい今の状態を、先生から聞くことができますし、
その時の状態によって、家族としてどう対応していけばいいのか、
より的確なアドバイスをもらうこともできます。

また先生側も、家族と話せることは大きなメリットだと言います。

本人からの話と、一緒に過ごしている家族からの話を聞けることで、
より今の状態を把握することができ、治療方針も決めやすくなるそうです。

万が一付き添いを嫌がった時は、無理して付き添わない方がいいと思いますが、
もし通院しているなら、一度は一緒に行ってみることをおすすめします。

2.うつ病がどんな病気か詳しく知っておく

これは接し方ではありませんが、どう対応するか、どう接するかは、
うつ病で起こり得ることを知っておかないと、うまくできないものです。

例えば、自分を傷つけるようなことを言いだしたり、急に怒りだしたりしても、
それがうつ病の時に出やすいものだとわかっていれば、
少しは落ち着いて対応することもできます。

うつ病が悪化している時は、本人が自分で病気を学ぶことも難しいので、
家族がその分うつ病について学んでおくことも、大事になってくると思います。

でも中には、忙しくて調べる時間がとれない人もいると思います。

そんな時は病院の先生に頼りましょう。
医師の画像

一緒に生活する中で、気になった言動だけはメモをとっておくなどして、
こういう時はどうすればいいですか?と聞いてしまいましょう。

こんなこと聞くのは・・・とためらうような内容があっても、
気になったことは、どんな些細なことでも、先生に聞いてしまいましょう。

わからないままにしておく、うやむやにしておくのが、一番良くないことです。

家族がうつ病を理解しようとする姿は、本人も必ず見ています。

のちに必ず感謝されると思うので、うつ病を学ぶ姿勢を見せていきましょう。

3.焦らせない、プレッシャーを与えない

うつ病は、焦りを抱えやすい病気だと言われています。

妻は口に出しませんでしたが、1日中横になるしかできなかった時でも、
心の奥底には、どうにかしなきゃ!ともがいてる自分がいたそうです。

うつ病がどんな病気か知ろうともしていなかった自分は、
プレッシャーを与えるような言葉ばかり発していたように思います。

そのせいもあり、妻のうつ病はどんどん悪化していきました。

自分がもっと早くから気を配っていることができれば、と思いますが、
状況が好転してからも、焦りやプレッシャーへの配慮は必要でした。
プレッシャーの画像

個人的には、回復途中が一番難しい時期だったように感じます。

少しできるからこそ、もっと早くしっかりできるようにならなきゃと、
家事や育児への完全復活を急ぎ過ぎる傾向がありました。

これがもし、生活をするために働いて稼がなければと思っている人なら、
1日でも早く働かなくては、という流れになると思います。

こうした焦りやプレッシャーを原動力に行動をしていってしまうと、
途中でまた調子を崩してしまうことが多いようです。

本人が何も言わなくても、休むことも大事だということ、
少しずつでいいということ、そして無理はしなくていいということを伝え、
できる限り精神的なストレスを軽くしてあげるのも大事だと思います。

4.家族でうつ病を受け入れた生活をする

当時、妻自身うつ病を受け入れることができていないように見えていましたが、
妻以上に、家族である私の方が受け入れることができていませんでした。

妻がうつ病になったと知った時、私はどうしていいのかわからなかったのです。

そして気づけば、腫れ物のような扱いをする言動をとっていました。

冷静になって考えれば誰でもわかることですが、
家族に腫れ物扱いされることは、本当に辛いことです。
家族のつながりの画像

一番理解してほしい人、常に味方でいてほしい人が家族です。

1日でも早く回復していってほしいと思う気持ちがあるなら、
家族でうつ病を受け入れようとする姿勢を見せてあげてください。

病気になったことを白紙にすることは、誰もできません。

今の状態を受け入れる、その姿勢を家族が見せてあげることが、
早い回復にもつながっていくと、私は思っています。

5.健康的な食生活を中心にサポートする

うつ病は、心身のストレスが大きな原因になるとも言われていますが、
睡眠や食事、日々の姿勢や体力も影響していると言います。

妻は食事の改善で、かなりうつ病が回復しましたし、
姿勢を改善したり体力をつけることで、より調子を上げていきました。

こうした改善策は、最初は本人だけでスタートするのは難しく、
長期的に続けていくためには、一緒に住む家族の協力が必要不可欠になってきます。
健康的な食事の画像

日々の食事に気を付ける、規則正しい生活になるようサポートしてあげる。

それをしてあげる、してあげないの違いだけでも、
克服の道のりは随分変わってくると思います。

一番わかりやすく、思い立ったらすぐ始められることだと思うので、
無理のない範囲で、少しずつでも健康的な生活を目指してみてはいかがでしょうか?

以上、うつ病の克服をサポートする家族の接し方ポイントを5つご紹介しました。

うつ病は放っておいても治るような、簡単な病気ではありません。

家族の支えも重要になってくることは間違いないと思うので、
ぜひ今回紹介した接し方を参考にしてみてください。

少しでも状況が好転していくことを願っています。

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