うつ病の初期症状を知っておくと、うつ病予防だけでなく、
克服した後の再発予防になります。
今回は、代表的な初期症状5つを紹介しますので、
休む必要があるかのチェックとして、ぜひ参考にしてみてください。
うつ病の代表的な初期症状5つ
「もしかしたらうつ病かも?」そんな風に思っても、
どんな症状がうつ病につながってしまうのか、うつ病になる前は知りませんでした。
もしあの時、うつ病の初期症状の知識があったら、
あんなに辛い思いをしなくて良かったかもしれないと、たまに思うことがあります。
そこで、うつ病予防や克服してからの再発予防のために、
うつ病のことを徹底的に勉強した夫の調査結果となりますが、
代表的な初期症状をここでまとめておきたいと思います。
うつ病の初期症状5つ
1.過労気味、疲れやすい、疲れがとれない
2.落ち込みやすい、やる気がでない
3.イライラしやすい、攻撃的になっている、落ち着かない
4.だるい、体が重い感じがする
5.眠い、不眠気味、眠れない
うつ病を怪しむ基準は3症状あるかどうか
もし今、過労気味だと思う状態だったとして、それがうつ病のサインと考えたら、
とんでもない数の人たちがうつ病予備軍と呼ばれてしまうことになります。
ならば、うつ病の初期症状がいくつでていたら、うつ病を怪しむべきなのか?
夫のうつ病データでは、初期症状5つの中で、
3つ以上の症状を感じているかどうかで判断するのが良いという結論がでました。
例えば「過労気味」なだけでなく「イライラしやすい」「眠れない」
といった症状がある場合は、うつ病になりやすい状態だと思った方がいいでしょう。
ちなみに私は、うつ病と診断される数ヶ月前から、1~5全ての症状がでていました。
昨日の疲れがなかなかとれない、なんだかやる気がでない、
子供のちょっとしたイタズラにもイライラする、とにかくだるい、
子供が寝た後もなかなか眠れない。
体はきちんと危険信号をだしてくれていたのです。
うつ病は我慢強い人がなりやすいのかもしれない
うつ病の初期症状を改めて見ると、
誰でも1度は感じたことのある症状ばかりだということに気づきませんか?
仕事をしていたり、家事や育児をしている人は、
多少疲れを感じていても「そう簡単に休めない」
そんな思いを抱えながら日々を過ごしていることが多いと思います。
私自身、初期症状が全てあった時でさえ、いつもと同じように過ごし、
どこかで時間が解決してくれることを願っていました。
ある意味、我慢強かったんです。
でも、うつ病になって、我慢なんてしなきゃ良かったと心底思うことになりました。
「そう簡単に休めるわけないだろう!」そんな絶対的な考え方を作っているのは、
誰でもない自分自身です。
うつ病にならないよう、自分の体と心に耳を傾け、
少し先の未来の自分がうつ病で苦しむことにならないよう、
たまには我慢せず、しっかり休んで症状を改善することを第一に考えてみませんか?